パキラ PR

ダイソーのパキラが大きくなる育て方完全ガイド!選び方から巨大化まで

記事内に商品プロモーションを含む場合があります。写真はイメージです。

 

 

ダイソーで見かける可愛らしいパキラ。「100円だから、どうせ大きくならないのでは?」「すぐ枯れてしまうかも…」そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか。しかし、実はいくつかのポイントを押さえるだけで、その小さな苗からでも見違えるほど立派な株に育て上げることが可能です。この記事では、ダイソーのパキラが大きくなるための基本から、巨大化を目指すための応用テクニックまで、具体的な育て方のコツを初心者の方にも分かりやすく網羅的に解説します。100均のパキラの育て方はもちろん、購入で後悔しないための優良株の選び方、そして観葉植物の中でもレアとされる「実生パキラ」はダイソーで買えるのか、その販売時期や見分け方にも深く踏み込んでいきます。300円のパキラは買うべきか迷っている方や、購入したパキラが枯れる主な原因と対処法を知りたい方も必見です。さらに、100均パキラを巨大化させる具体的な方法、土を使わないハイドロカルチャーでの育て方のコツ、インテリア性を高めるおしゃれなパキラ編み込みへの挑戦、そして生育を力強くサポートする「植物を超元氣にする!天然植物活力液【HB-101】」の活用法まで、あなたのパキラ栽培を成功に導く情報を一挙にまとめました。この「まとめ:ダイソーのパキラが大きくなる育て方」を読み終える頃には、パキラを大きく育てる楽しみと自信が湧いてくるはずです。

ダイソーのパキラが大きくなるための基本

  • 100均のパキラの育て方は?
  • 後悔しない100均でのパキラの選び方
  • 実生はダイソーで買える?販売時期はいつか
  • 観葉植物の中でもレアなパキラの見分け方
  • 300円のパキラは買うべきか

100均のパキラの育て方は?

パキラおすすめの購入場所:安さ重視の場合100均で購入したパキラを元気に育てるための基本は、「光」「水」「風」「土」という4つの要素を、パキラが好む環境に整えてあげることです。これらを適切に管理することで、驚くほど健やかに成長してくれます。

光:置き場所が成長を左右する

パキラは日光を好む植物ですが、夏の強い直射日光は「葉焼け」という日焼けのような症状を引き起こし、葉が白っぽく変色する原因となります。そのため、室内であればレースのカーテン越しに柔らかい光が入る窓辺が最適です。もし屋外で管理する場合は、午前中だけ日が当たる場所や、木漏れ日の差すような半日陰を選びましょう。特に、幹を太く、株を丈夫にしたい場合は、成長期である春から秋にかけて風通しの良い屋外で管理するのが非常に効果的です。

水:季節に合わせたメリハリが重要

水やりは、パキラ栽培で最も失敗しやすいポイントです。「土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与える」のが大原則です。そして、受け皿に溜まった水は必ず捨ててください。溜まったままだと根が常に水に浸かった状態になり、呼吸ができず「根腐れ」を起こす最大の原因になります。季節によってパキラの水分吸収量が変わるため、水やりの頻度も調整が必要です。

季節ごとの水やり頻度の目安
季節 水やりのタイミング 注意点
春・秋(成長期) 土の表面が乾いたらすぐ 成長が活発なので水切れに注意。
夏(真夏) 土の表面が乾いたらすぐ(朝か夕方) 日中の高温時に水やりをすると鉢内が蒸れるため避ける。
冬(休眠期) 土が完全に乾いてから3〜4日後 乾燥気味に管理することで耐寒性が高まる。

水のタイミングが分かりにくい場合は、「サスティー」のような水分計を土に挿しておくと、色の変化で乾き具合が視覚的に分かるため、初心者の方には特におすすめです。

風と土:見落としがちな大切な要素

植物は風を受けることで蒸散が促され、光合成が活発になります。室内では空気が滞りがちなので、定期的に窓を開けて換気したり、サーキュレーターで緩やかな風を送ってあげたりすると良いでしょう。また、ダイソーなどで販売されているパキラは、生産・流通過程での水管理を容易にするため、保水性の高い土(ピートモス主体など)に植えられていることが多いです。この土は長期栽培には過湿になりやすいため、購入後はできるだけ早く、水はけの良い「観葉植物用の土」に植え替えることが、大きく育てるための重要な第一歩となります。

後悔しない100均でのパキラの選び方

結論:パキラ ホームセンターでの値段と選び方100均の店頭にはたくさんのパキラが並んでいますが、どの個体を選ぶかでその後の成長しやすさが大きく変わってきます。後悔しないために、以下のチェックポイントを参考に、じっくりと健康な株を見極めましょう。

【100均パキラ選びのチェックリスト】

  • 幹の太さ:背丈が同じでも、幹が根元からしっかり太いものを選ぶ。細いものは体力がなく、環境の変化に弱い可能性があります。
  • 葉の色とハリ:葉の色が鮮やかな濃い緑色で、ピンとハリがあるか確認する。黄色い葉や、しなびた葉が多いものは避けましょう。
  • 徒長の有無:茎と茎の間が間延びしておらず、節間がキュッと詰まっている株を選ぶ。ひょろひょろと伸びた「徒長」した株は日光不足のサインです。
  • 病害虫のチェック:葉の裏や新芽、茎の付け根をよく観察し、白い綿のようなカイガラムシや、小さな点のハダニがいないか確認します。
  • 根の状態:ポットの底穴から、白く健康的な根が少し見えているものは根張りが良い証拠です。黒ずんだ根が出ているものは根腐れの可能性があります。

これらのポイントを総合的に判断し、最も生命力を感じる一鉢を選ぶことが、その後の栽培を成功させる秘訣です。少し時間をかけてでも、お気に入りの元気な株を見つけてください。

実生はダイソーで買える?販売時期はいつか

ダイソーのパキラ実生と挿し木の違いパキラには、種から発芽させて育てられた「実生(みしょう)」株と、枝を土に挿して発根させた「挿し木」株の2種類があります。実生株は、根元が徳利のようにぷっくりと膨らむ独特のフォルムが魅力的で、挿し木株に比べて成長が旺盛な傾向があるため、園芸愛好家の間で特に人気があります。しかし、流通しているパキラの多くは生産効率の良い挿し木株で、実生株は比較的希少です。

では、ダイソーで実生パキラは手に入るのでしょうか。答えは「はい、ただし非常に稀」です。常時販売されているわけではなく、入荷のタイミングも不定期です。一般的に植物の流通が活発になる春先(3月~5月頃)や、秋口に入荷されることが多いようですが、確実ではありません。見つけられたら非常に幸運だと言えるでしょう。こまめに店舗をチェックすることが、出会うための唯一の方法です。

実生パキラと挿し木パキラの比較
項目 実生パキラ 挿し木パキラ
見た目の特徴 根元がぷっくりと丸く膨らむ 幹が根元までほぼ同じ太さで直線的
成長 旺盛で、幹が太くなりやすい 比較的穏やか
希少性 高い 低い(一般的)
ダイソーでの入手 非常に稀 一般的

ダイソーでパキラを選ぶ際は、ぜひ株元をチェックしてみてください。もし根元が明らかに膨らんでいる個体を見つけたら、それは貴重な実生株かもしれません。

観葉植物の中でもレアなパキラの見分け方

一番簡単な実生パキラの見分け方は?前述の通り、観葉植物として流通しているパキラの中では「実生株」がレアな存在です。一般的な園芸店やホームセンターで幹が編み込まれていたり、数本が寄せ植えされていたりするパキラは、そのほとんどが挿し木株です。

実生株と挿し木株を確実に見分けるための、より詳しいポイントを解説します。

最大のポイントは「株元の形状」

これが最も分かりやすい違いです。挿し木株は、まるで地面から一本の棒が突き出ているかのように、幹の太さが根元まで均一です。一方、実生株は種から発芽する際に、栄養を蓄えるための胚軸や幼根が発達するため、根元部分が自然と球根のようにぷっくりと膨らみます。この膨らみは成長と共にさらに顕著になり、パキラの力強い生命力を象徴する姿となります。

「双葉」の痕跡を探す

もし購入したばかりの非常に若い苗であれば、株元に最初の葉である「双葉」が残っていることがあります。これは種から発芽した紛れもない証拠です。成長するにつれて自然に枯れて落ちてしまいますが、この痕跡を見つけられたら実生株で確定です。

成長後の楽しみの違い

実生株は生命力が強く、生育環境が良ければ成長速度が速いだけでなく、将来的には花を咲かせて種子を付ける可能性があります。パキラの花は非常に美しく、なかなか見ることができないため、これを目標に育てるのも実生株ならではの醍醐味と言えるでしょう。より野性的でダイナミックな成長を楽しみたい方は、ぜひレアな実生株を探してみてください。

300円のパキラは買うべきか

緑のしおりイメージ

ダイソーなどの100円ショップでは、標準の100円(税抜)商品に加えて、300円(税抜)や500円(税抜)といった価格帯で、より大きなサイズの観葉植物が販売されていることがあります。パキラも例外ではなく、100円のものより一回り大きく、葉の数も多い300円の商品を見かけることがあるでしょう。この価格差に、どちらを選ぶべきか迷うかもしれません。

どちらを選ぶべきかは、あなたの目的や園芸経験によって異なります。それぞれのメリットとデメリットを比較してみましょう。

100円パキラ vs 300円パキラ
100円パキラ 300円パキラ
メリット ・コストが安い
・小さな苗から育てる楽しみが大きい
・複数購入しやすい
・サイズが大きく、購入時点である程度見栄えがする
・株がしっかりしていて初期の失敗が少ない
・すぐにインテリアとして飾りやすい
デメリット ・株が小さく体力がないため、初期管理に注意が必要
・大きくなるまで時間がかかる
・コストが3倍かかる
・成長過程を楽しむ要素はやや少ない

結論として、園芸初心者の方や、購入後すぐにインテリアとして楽しみたい方、少しでも枯れるリスクを減らしたい方は300円のパキラがおすすめです。すでにある程度の大きさと体力があるため、環境の変化にも強く、管理が比較的容易です。

一方で、植物をゼロから大きくしていく過程そのものを最大限に楽しみたい方や、コストを抑えたい方は100円のパキラが最適です。小さな苗が日に日に成長していく姿を観察するのは、何物にも代えがたい喜びがあります。最終的には、価格だけでなく、店頭で両方の株の状態をよく見比べ、より健康で、あなたが「育てたい」と心から思える個体を選ぶことが最も大切です。

ダイソーのパキラが大きくなるための応用

  • 100均パキラを巨大化させる方法はありますか?
  • パキラが枯れる主な原因と対処法
  • ハイドロカルチャーでの育て方のコツ
  • おしゃれなパキラ編み込みに挑戦
  • 植物を超元氣にする!天然植物活力液【HB-101】
  • まとめ:ダイソーのパキラが大きくなる育て方

100均パキラを巨大化させる方法はありますか?

緑のしおりイメージ

はい、100均で購入した小さなパキラを、見違えるほど大きく、たくましく「巨大化」させることは十分に可能です。そのためには、基本的な育て方に加えて、植物の成長メカニズムに働きかけるいくつかの応用テクニックを実践する必要があります。

1. 成長期は屋外でスパルタ管理

パキラを大きくするための最も効果的な方法は、成長が最も活発になる春から秋(気温が15℃~30℃の時期)に、屋外で管理することです。パキラの原産地は日当たりと風通しの良い熱帯地域。その環境に近づけることで、本来の生命力が最大限に引き出されます。十分な日光を浴びることで光合成が促進され、幹は太く、葉は大きく、色濃くなります。また、常に風に揺られることで、植物は倒れないように自らを強くしようとし、幹や枝が頑丈に育ちます。ただし、いきなり室内の環境から直射日光に当てると葉焼けを起こしてしまうため、最初の1週間は半日陰、次の1週間は午前中だけ日が当たる場所、というように段階的に慣らしていくことが極めて重要です。

2. 植え替えで根の成長を促す

鉢植えの植物は、根が鉢の中でいっぱいになると「根詰まり」を起こし、それ以上の成長が止まってしまいます。パキラを大きくし続けるためには、1~2年に一度、5月~9月の成長期に、現在の鉢よりも一回りから二回り大きな鉢に植え替える作業が不可欠です。これにより、根が新しいスペースに向かって伸びていくことができ、それに伴って地上部も大きく成長します。植え替えは、単に根のスペースを確保するだけでなく、固くなった古い土を新しい土に入れ替えることで、水はけや通気性を改善し、新しい養分を補給するという重要な目的もあります。

3. 戦略的な剪定でボリュームアップ

「大きくしたいのに切ってしまうの?」と不思議に思うかもしれませんが、剪定はパキラを大きく、そして美しく育てるために欠かせない作業です。伸びすぎた枝や混み合った葉をカットすることで、株全体の風通しが良くなり、病害虫の発生を抑制できます。さらに重要なのが、枝の途中にある「成長点」の少し上で切り戻すことです。成長点とは、幹や枝にある節のことで、ここから新しい芽が出てきます。枝の先端をカットすると、その下にある複数の成長点が刺激され、一本だった枝が二股、三股に分かれて新しい芽を吹きます。これを繰り返すことで、枝の数が増え、葉が密集し、こんもりとしたボリュームのある樹形を作り上げることができるのです。

パキラが枯れる主な原因と対処法

それでも続くパキラの水不足の症状には大切に育てているパキラの元気がなくなると、とても心配になるものです。枯れる原因の多くは、日常の管理方法に潜んでいます。ここでは、よくある失敗例とその具体的な対処法を詳しく解説します。

【パキラが枯れる主な原因と対処法】

原因1:根腐れ(水のやりすぎ)
症状:土が常に湿っている、幹の根元がブヨブヨと柔らかくなる、葉が黄色や茶色に変色して落ちる、土から異臭がする。
対処法:

  1. すぐに鉢から株を抜き、土を優しく落とす。
  2. 黒く変色してブヨブヨになった根を、清潔なハサミで全て切り落とす。健康な根は白くハリがあります。
  3. 健康な根だけを残した状態で、新しい水はけの良い土を使って植え替える。
  4. 植え替え後はすぐに水を与えず、2~3日経ってから与える。その後は土が完全に乾いてから水やりをするサイクルを徹底する。

原因2:葉焼け(強すぎる日光)
症状:葉が白っぽく色が抜けたり、茶色くパリパリに焦げたりする。
対処法:一度葉焼けした葉は元に戻りません。すぐにレースのカーテン越しなど、より日差しの柔らかい場所に移動させてください。見た目が悪い葉は、付け根から切り取っても構いません。

原因3:寒さによるダメージ
症状:葉が黒ずんでしおれたり、次々と落葉したりする。
対処法:パキラは寒さに非常に弱いです。最低でも10℃以上、できれば15℃を保てる暖かい室内に移動させましょう。窓際は夜間に冷え込むため、部屋の中央に移動させるのがおすすめです。冬場は水やりを極力控え、乾燥気味に管理することで耐寒性を高めることができます。

原因4:病害虫
症状:葉に白い綿のようなもの(カイガラムシ)や、蜘蛛の巣のようなもの(ハダニ)が付着する。葉のツヤがなくなり、ベタベタする(排泄物)。
対処法:被害が少ない初期段階であれば、ティッシュで拭き取ったり、古い歯ブラシでこすり落としたりします。ハダニは水に弱いため、定期的な葉水(葉に霧吹きで水をかけること)が効果的な予防になります。大量に発生してしまった場合は、住友化学園芸の病害虫ガイドなどを参考に、パキラに使用できる専用の殺虫剤を使用してください。

ハイドロカルチャーでの育て方のコツ

ハイドロカルチャーでの育て方ハイドロカルチャーは、土を使わずに「ハイドロボール」と呼ばれる人工の石などを用いて植物を育てる水耕栽培の一種です。無菌・無臭で清潔なため、キッチンや食卓などにも安心して置けるのが最大のメリット。100均のパキラも、少しのコツを押さえればハイドロカルチャーで元気に育てることができます。

準備するもの

  • お好みのパキラ
  • 穴の開いていない容器(透明なガラス容器が水位を確認しやすくおすすめ)
  • ハイドロボール(レカトン、セラミスなど)
  • 根腐れ防止剤(ゼオライト、ミリオンAなど)
  • (あれば)ハイドロカルチャー専用肥料

植え替えの手順

  1. 土を洗い流す:パキラをポットから優しく取り出し、根を傷つけないように注意しながら、バケツなどに溜めた水の中で土を完全に洗い流します。この作業が最も重要で、土の有機物が残っていると腐敗の原因になります。
  2. 容器の準備:容器の底に、根腐れ防止剤を容器の高さの1/5程度敷き詰めます。
  3. 植え付け:根腐れ防止剤の上にハイドロボールを少し入れ、パキラを中央に配置します。その後、株がぐらつかないように、周りからハイドロボールを優しく流し込んで固定します。
  4. 水やり:最後に、容器の高さの1/5程度まで水を注ぎます。水の入れすぎは根腐れに直結するため、厳禁です。

管理のコツ

ハイドロカルチャーでの管理の最大のコツは、「容器の底の水が完全になくなってから、さらに1~2日待って水を与える」ことです。常に水がある状態ではなく、根が乾いて酸素に触れる「乾燥期間」を意図的に作ってあげることが、根腐れを防ぎ、健康な状態を保つ秘訣です。肥料は、春から秋の成長期に、ハイドロカルチャー専用の液体肥料を規定の倍率に薄めて、水やりの際に与えると良いでしょう。

おしゃれなパキラ編み込みに挑戦

編み込みの作り方・やり方を解説園芸店でよく見かける、複数の幹が美しく編み込まれたパキラ。実は、まだ幹が若くて柔らかい苗を使えば、ご家庭でオリジナルの編み込みパキラを作ることに挑戦できます。少し手間はかかりますが、成功すれば愛着もひとしおの一鉢になるでしょう。

この挑戦には、幹がまだ緑色で木質化していない、若い「実生」のパキラが最適です。挿し木でも可能ですが、実生の方が幹がしなやかで作業しやすい傾向があります。

編み込みの手順

  1. 苗の準備:同じくらいの背丈と太さの若いパキラの苗を3本以上用意します。(三つ編みなら3本、四つ編みなら4本)
  2. 土を落とす:それぞれの苗をポットから出し、根を傷つけないように優しく土を落とします。軽く水で洗い流しても良いでしょう。
  3. 編み込み:複数本の苗の根元を揃え、髪の毛を編む要領で、幹を優しく編み上げていきます。この時、きつく編みすぎないのが最大のポイントです。将来幹が太くなるためのスペースを確保するため、少し余裕を持たせた状態で緩めに編んでください。
  4. 固定:編み終わりがほどけないように、上部と下部を園芸用のビニールタイや麻ひもなどで軽く結んで固定します。
  5. 植え付け:編み込んだ状態のまま、1つの鉢にまとめて植え付けます。根の間に隙間ができないよう、丁寧に土を入れていきましょう。

植え付け後は、パキラの成長とともに幹が徐々に太くなり、編み目が一体化して固定されていきます。固定されたら、結んでいた紐やタイは外してください。時間はかかりますが、自分だけの一点もののパキラを育てるという、園芸の深い楽しみを味わうことができます。

植物を超元氣にする!天然植物活力液【HB-101】



ダイソーのパキラをより早く、より健康的に大きく育てたいと考えるなら、通常の水やりに加えて「植物活力液」を使用するのが非常に効果的です。市場には様々な製品がありますが、中でも多くの園芸家から長年にわたり高い評価を得ているのが、株式会社フローラが製造・販売する「植物を超元氣にする!天然植物活力液【HB-101】」です。

HB-101は、化学的に合成された肥料とは異なり、杉、桧、松、オオバコといった純粋な植物から抽出したエキスだけで作られた、天然由来の活力液です。その最大の特長は、植物の細胞液の栄養バランスを整え、植物自身が本来持っている免疫力や成長力を最大限に引き出す点にあります。メーカーの公式サイトによると、土壌中の有効微生物を増殖させる働きもあり、根の張りを良くし、水や養分の吸収効率を高める効果が期待できます。

HB-101の具体的な使い方

使い方は極めてシンプルです。水で1,000倍~10万倍に薄めて使用します。

  • 基本的な使い方:1リットルの水にHB-101を1~2滴垂らし、よく混ぜます。これを1週間に1回程度、水やりの代わりに与えます。
  • 葉水として:同様に薄めた液を霧吹きに入れ、葉の表裏に吹きかけます。これにより葉からの吸収も促され、病害虫への抵抗力も高まります。
  • 特に効果的なシーン:植え替え後や剪定後など、植物がストレスを感じている時に与えると、回復を早める効果が期待できます。

化学物質を一切使用していないため、人やペットにも安全で、安心して室内で使えるのも大きなメリットです。パキラの成長を力強く後押ししてくれる、信頼できるパートナーとなるでしょう。

まとめ:ダイソーのパキラが大きくなる育て方

この記事で解説した、ダイソーのパキラを大きく育てるための重要なポイントを以下にまとめます。

  • ダイソーのパキラも正しい育て方をすれば大きく立派に成長させることが可能
  • 元気な株の選び方は、幹が太く、葉の色ツヤが良く、徒長していないものが基本
  • 購入時の土は長期栽培に不向きなため、水はけの良い観葉植物用の土へ植え替える
  • パキラの成長には「日光」「水」「風通し」の3つの環境要素が非常に重要
  • 春から秋の成長期は、屋外の半日陰で管理すると見違えるほどたくましく育つ
  • 水やりは土の表面が乾いてからたっぷりと与え、受け皿の水は必ず捨てること
  • 冬は成長が緩やかになるため、水やり頻度を減らし乾燥気味に管理するのがコツ
  • 根詰まりを防ぎ成長を促すため、1〜2年に一度は一回り大きな鉢へ植え替える
  • 伸びすぎた枝を成長期に剪定することで、脇芽が増えてこんもりと茂る樹形になる
  • 枯れる最大の原因は水のやりすぎによる「根腐れ」で、土の乾燥を確認することが大切
  • 強い直射日光は葉焼けの原因になるため、レースのカーテン越しの光が最適
  • 根元がぷっくりと膨らむ「実生パキラ」は希少で、ダイソーで見つけたら幸運
  • 土を使わないハイドロカルチャー栽培は清潔で、水位管理が成功の鍵を握る
  • 若い苗を複数使えば、幹を編み込んだおしゃれなパキラを自作することもできる
  • 植物活力液「HB-101」などを適切に使うと、より健康で早い成長を後押しする