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モンステラの株分けは切る位置さえ分かれば簡単!初心者でもOK増やし方と樹形の整え方

モンステラ株分けは切る位置が肝心
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モンステラの株分けや切る位置【初心者向け完全ガイド】

独特な葉の形でインテリアグリーンとして大人気のモンステラ。ぐんぐん育つ姿は頼もしいですが、大きくなりすぎて樹形が乱れたり、鉢が窮屈になったりしていませんか?そんな時に欠かせないのが「株分け」と「剪定」です。この記事では、モンステラ株分けの切る位置と基本知識を徹底的に解説します。株分けや剪定に最も適切な時期とはいつなのか、切るべき理由と切らない方がいい場合の見極め方、さらには事前に揃えたい剪定に必要な道具リストまで、初心者の方が抱くあらゆる疑問にお答えします。特に、作業の成否を分ける「最も切る位置が重要、剪定方法解説」のパートは必見です。また、おしゃれな樹形に仕立てる下葉だけを剪定する方法とメリットや、モンステラ株分けで切る位置以外の注意点にも触れていきます。作業後の管理に不安が残らないよう、株分け・剪定後の育て方で気をつける事や、剪定に関するよくある質問と回答もまとめました。剪定した株は、ぜひお気に入りの鉢に植えて育てようという楽しみ方も提案します。ちなみにAND PLANTSなら鉢や剪定鋏なども購入可能なので、道具選びの参考にもなるでしょう。この記事一本で、まとめ:モンステラ株分けは切る位置が肝心、という結論にご納得いただけるはずです。

  • モンステラの株分けで最も重要な切る位置がわかる
  • 株分けや剪定に適した時期と、必要な道具が理解できる
  • 剪定後の正しい育て方と、トラブルへの対処法が身につく
  • モンステラを健康に保ち、理想の樹形に整える方法を学べる

モンステラ株分けの切る位置と基本知識

    • 切るべき理由と切らない方がいい場合
    • 株分けや剪定に最も適切な時期とは?
  • 事前に揃えたい剪定に必要な道具リスト
  • 最も切る位置が重要、剪定方法解説
  • 下葉だけを剪定する方法とメリット

切るべき理由と切らない方がいい場合

切るべき理由と切らない方がいい場合モンステラの株分けや剪定は、植物を健康で美しく保つために重要な作業です。しかし、なぜ作業が必要なのか、あるいは、あえてやらない方が良いケースはどんな時なのでしょうか。ここでは、その判断基準を詳しく解説します。

モンステラの株分け・剪定を行う主な理由

モンステラのメンテナンスを行う理由は、主に3つあります。これらを理解することで、ご自身のモンステラに今何が必要かを見極める手助けになります。

1. 美観を整える(樹形管理)
モンステラは成長が早く、放置すると葉や茎が四方八方に伸びてしまい、バランスの悪い樹形になることがあります。不要な葉や伸びすぎた茎をカットすることで、見た目をすっきりと整え、理想の形に近づけることができます。

2. 健康維持と病害虫予防
葉や茎が密集すると風通しが悪くなり、湿気がこもりやすくなります。このような環境は、病気の原因となる菌が繁殖したり、カイガラムシなどの害虫が発生したりする原因です。定期的な剪定で風通しを良くすることは、モンステラの健康を維持する上で非常に効果的です。

3. 株を増やす(繁殖)
株分けや、剪定でカットした茎を使った「挿し木」は、モンステラを増やすための最も一般的な方法です。一つの株から新しい株を育てる楽しみは、観葉植物を育てる醍醐味の一つと言えるでしょう。

株分け・剪定を避けるべきケース

一方で、作業を行うことでかえってモンステラにダメージを与えてしまう場合もあります。株の元気がない時や、葉の色が悪い、成長が止まっているなど、不調のサインが見られる場合は剪定を避け、まずは原因の特定と環境の改善を優先しましょう。また、後述する不適切な時期(秋〜冬)に大きな剪定を行うのも避けるべきです。

株分けや剪定に最も適切な時期とは?

株分けや剪定に最も適切な時期とは?モンステラの株分けや剪定を成功させるためには、作業を行う「時期」が非常に重要です。植物の成長サイクルを理解し、最適なタイミングで行うことで、株へのダメージを最小限に抑え、その後のスムーズな回復と成長を促せます。

結論から言うと、最適な時期は春から初夏にかけての「成長期」です。具体的には、気温が安定して暖かくなる5月から7月頃がベストシーズンと言えます。この時期はモンステラの生命力が最も活発で、新しい根や芽を出す力が強いため、株分けや剪定によるダメージからの回復が早いのが特徴です。

逆に、秋以降の涼しくなる季節、特に冬場の剪定はおすすめできません。気温が低い時期はモンステラの成長が緩やかになる「休眠期」に入るため、切り口がうまく塞がらずに枯れ込んだり、新しい芽が出ずに春まで寂しい姿で過ごすことになったりするリスクが高まります。

もし秋以降にどうしても剪定が必要な場合は、枯れた葉を取り除く程度に留め、株全体に影響するような大きな剪定や株分けは、翌年の春まで待つのが賢明です。

モンステラの作業時期 目安表
時期 気温の目安 作業の可否 理由・ポイント
春〜初夏 (5月〜7月) 15℃〜25℃ 最適 成長期で回復が早い。株分け・剪定に最も適した時期。
夏 (8月〜9月) 25℃以上 可能 猛暑日は避ける。成長は活発だが、高温によるストレスに注意。
秋〜冬 (10月〜4月) 15℃未満 不向き 休眠期で成長が緩慢。回復が遅く、枯れ込むリスクが高い。

事前に揃えたい剪定に必要な道具リスト

事前に揃えたい剪定に必要な道具リストモンステラの株分けや剪定をスムーズかつ安全に行うためには、適切な道具を事前に準備しておくことが大切です。切れ味の悪いハサミを使ったり、素手で作業したりすると、植物を傷つけたり、思わぬトラブルにつながる可能性があります。

ここでは、最低限揃えておきたい基本的な道具をご紹介します。

モンステラの株分け・剪定 必須道具リスト

  • 剪定バサミ or カッター
    切れ味の良い、清潔なものを用意します。切れ味が悪いと茎の細胞を潰してしまい、切り口からの病原菌の侵入や、回復の遅れに繋がります。使用前にはアルコールなどで消毒するとより安全です。
  • 作業用手袋
    モンステラの茎を切ると、切り口から白い樹液が出てきます。この樹液には「シュウ酸カルシウム」という成分が含まれているとされ、肌が弱い方はかぶれてしまう可能性があるため、手袋を着用して作業することをおすすめします。
  • 癒合剤(ゆごうざい)
    太い茎を切った際の切り口に塗る、植物用の保護剤です。切り口からの水分の蒸発や、病原菌の侵入を防ぎ、株の回復を助ける役割があります。特に太い茎を剪定した際には使用すると安心です。
  • 園芸用シート or 新聞紙
    作業時に土や樹液で床が汚れるのを防ぐために敷いておくと、後片付けが格段に楽になります。

これらの道具は、園芸店やホームセンター、オンラインストアなどで手軽に揃えることができます。大切なモンステラのためにも、しっかり準備を整えてから作業に臨みましょう。

切る位置が最も重要、剪定方法解説

最も切る位置が重要、剪定方法解説モンステラの株分けや剪定において、最も重要なのが「切る位置」です。正しい位置でカットすることで、その後の成長が大きく変わってきます。ここでは、「株分け」と「剪定」の目的に分けて、それぞれどこを切るべきかを具体的に解説します。

株分け(増やす)の場合の切る位置

株分けで新しい株を作る場合、カットする部分には「気根」と「節(ふし)」が含まれていることが成功の鍵です。

「節」とは、葉の付け根部分にある少し膨らんだ箇所で、ここには新しい芽や根を出す「成長点」が存在します。また、茎から伸びる茶色い根のようなものが「気根」で、水分や養分を吸収する役割があります。

節の少し下(5mm〜1cm程度)あたりを、気根を含めてカットしましょう。このひとかたまりを新しい株として植え付けます。1つの株に葉が2〜3枚ついていると、光合成がしやすく、その後の成長が安定しやすくなります。

注意:根がない茎だけのカットはNG

根がまったくない茎だけを切り取って土に植えても、発根せずに枯れてしまう可能性が高いです。必ず、根(土の中の根か気根)がついた状態で切り分けるようにしてください。

剪定(形を整える)の場合の切る位置

伸びすぎた茎を短くしたり、形を整えたりするための剪定では、「新芽をどこから出したいか」をイメージして切る位置を決めるのがポイントです。

モンステラは、カットしたすぐ下の節から新しい芽を出す性質があります。そのため、例えば「もっと低い位置から葉を出させて、こんもりとした形にしたい」と考えるなら、理想とする高さにある節の、3〜5cmほど上でカットします。

節のギリギリで切ってしまうと、節自体が枯れ込んで新芽が出なくなることがあるため、少し余裕を持たせて切るのがコツです。

どこを切ればどう育つのか、という植物の性質を理解できると、剪定がもっと楽しくなりますよ。まさに、自分がスタイリストになった気分で、モンステラをデザインしてあげましょう!

下葉だけを剪定する方法とメリット

下葉だけを剪定する方法とメリットモンステラの剪定には、全体の形を整えるだけでなく、特定の部位だけをカットすることで、ユニークな樹形に仕立てるテクニックもあります。その代表例が「下葉だけを剪定する方法」です。

この方法を実践すると、モンステラの株元がすっきりとし、茎が幹のように立ち上がった「根上がり(ねあがり)」と呼ばれるワイルドな樹形を作り出すことができます。自生地のモンステラのような、生命力あふれる姿を楽しみたい方におすすめの方法です。

下葉剪定の方法

方法はとてもシンプルです。成長して木質化してきた株元の茎についている、下の方の葉だけを付け根からカットします。これにより、特徴的な茎や、そこから伸びる気根が強調され、視線が上部の生き生きとした葉に集まるようになります。

一度にすべての下葉を落とすのではなく、全体のバランスを見ながら数枚ずつ整理していくと、失敗が少なくなります。

下葉を剪定するメリット

  • ユニークな樹形:茎が際立ち、盆栽のような趣のある「根上がり」スタイルを楽しめます。
  • 風通しの改善:株元の風通しが良くなることで、病害虫の予防につながります。
  • 手入れのしやすさ:株元の状態が確認しやすくなり、水やりのタイミングなども把握しやすくなります。

通常の育て方に慣れてきたら、次のステップとして、このようなデザイン性を意識した剪定に挑戦してみるのも、モンステラを育てる大きな楽しみの一つです。


モンステラ株分けで切る位置以外の注意点

  • 株分け・剪定後の育て方で気をつける事
  • 剪定に関するよくある質問と回答
  • お気に入りの鉢に植えて育てよう
  • AND PLANTSなら鉢や剪定鋏なども購入可能
  • まとめ:モンステラ株分けは切る位置が肝心

株分け・剪定後の育て方で気をつける事

株分け・剪定後の育て方で気をつける事株分けや剪定を行った後のモンステラは、人間で言えば手術後のようなもので、普段より少しデリケートな状態です。新しい環境に馴染み、元気に回復させるためには、その後のケアが非常に重要になります。ここでは、特に注意したい4つのポイントについて解説します。

1. 置き場所と日当たり
作業後は、直射日光の当たらない、明るい日陰に置いてあげましょう。レースのカーテン越しの窓辺などが理想的です。剪定後に出てくる新芽や、新しい環境に慣れていない株は、強い日差しに当たると葉焼けを起こしやすいため注意が必要です。

2. 水やりの頻度
株分け直後は、土と根を馴染ませるためにたっぷりと水を与えます。しかしその後は、普段よりも控えめな水やりを心がけてください。葉の枚数が減っているため、植物が水を吸い上げる力(蒸散)が弱まっています。土の表面がしっかりと乾いたのを確認してから、次の水やりを行いましょう。過湿は根腐れの一番の原因です。

3. 温度と湿度
モンステラは高温多湿の環境を好みます。特に株分け後は、空中湿度を高く保ってあげると発根が促進されやすくなります。エアコンの風が直接当たる場所は避け、霧吹きで葉に水をかける「葉水(はみず)」をこまめに行うと効果的です。

4. 肥料
体力が落ちている作業直後に肥料を与えると、かえって根に負担をかけてしまう「肥料焼け」を起こすことがあります。肥料やりは、作業後1ヶ月ほど経ってから、新しい芽が動き出すなど、回復の兆しが見えてから再開しましょう。再開する際も、最初は規定よりも薄めた液体肥料から与えると安心です。

剪定に関するよくある質問と回答

剪定に関するよくある質問と回答ここでは、モンステラの株分けや剪定に関して、初心者の方が特につまずきやすい疑問点や不安に思うことをQ&A形式で解説します。

【質問①】剪定したのに、なかなか新しい芽が出てきません…

【回答】新芽が出ない原因はいくつか考えられます。最も多いのは、日照不足や温度不足です。モンステラは明るい場所を好むため、暗い場所に置いていると成長が鈍くなります。また、剪定時期が秋〜冬だった場合も、休眠期のため春になるまで新芽は出てきません。

長年植え替えをしていない場合は、鉢の中で根が詰まる「根詰まり」を起こしている可能性もあります。適切な時期(5月〜7月)に剪定したにも関わらず、1ヶ月以上変化がない場合は、置き場所の見直しや、一回り大きな鉢への植え替えを検討してみてください。

【質問②】切れ込みのない若い葉だけを切っても大丈夫ですか?

【回答】はい、全く問題ありません。モンステラは成長するにつれて葉に切れ込みが入るようになります。切れ込みのない葉は、まだ若い葉である証拠です。樹形を整える目的で、これらの若い葉を剪定しても、株全体の生育に影響が出ることはないので安心してください。

【質問③】冬に剪定すると、本当に枯れてしまいますか?

【回答】必ず枯れると断言はできませんが、枯れるリスクが非常に高くなるのは事実です。冬はモンステラの成長がほとんど止まるため、切り口がうまく回復せずにそこから病原菌が侵入したり、株全体が弱ってしまったりする可能性が高まります。樹形を大きく変えるような剪定は避け、枯れ葉を取り除く程度に留めておくことを強く推奨します。

お気に入りの鉢に植えて育てよう

お気に入りの鉢に植えて育てよう2株分けは、モンステラを増やす絶好の機会であると同時に、新しい鉢を選んでコーディネートを楽しむチャンスでもあります。植物そのものの魅力はもちろんですが、どんな鉢に植えるかで、その表情は大きく変わります。

例えば、シンプルな白い陶器鉢なら清潔感のあるモダンな印象に、素焼きのテラコッタ鉢ならナチュラルで温かみのある雰囲気を演出できます。お部屋のインテリアや、ご自身の好みに合わせて、お気に入りの一鉢を見つけてみましょう。

鉢を選ぶ際は、デザイン性だけでなく機能性も重要です。

鉢選びのポイント

  • 排水穴の有無:モンステラは過湿を嫌うため、必ず鉢底に排水穴があるものを選びましょう。
  • サイズ:株分けした株の根鉢に対して、一回り(直径で3cm程度)大きなサイズの鉢が適切です。大きすぎると土が乾きにくく、根腐れの原因になります。

株分けで生まれた新しいモンステラを、こだわりの鉢に植えてあげる。この作業は、植物への愛情を一層深めてくれる、特別な時間になるはずです。

AND PLANTSなら鉢や剪定鋏なども購入可能

AND PLANTSなら鉢や剪定鋏なども購入可能「いざ株分けをしようと思っても、どんな道具や鉢を揃えればいいのか分からない…」そんな方も多いかもしれません。

観葉植物のオンラインストア「AND PLANTS」では、モンステラをはじめとする植物はもちろん、おしゃれで機能的な鉢や、プロも愛用する質の高い剪定バサミなどの園芸用品も幅広く取り扱っています。

例えば、記事の中でも紹介された高品質な剪定バサミ「Sakagen Flower Shears」なども、サイトから手軽に購入することが可能です。植物の専門家がセレクトしたアイテムが揃っているので、初心者の方でも安心して道具選びができます。

植物から道具、鉢まで、トータルでコーディネートを楽しみながら揃えられるのは、専門店ならではの魅力です。これからモンステラの株分けに挑戦する方は、一度ウェブサイトを覗いてみてはいかがでしょうか。

まとめ:モンステラ株分けは切る位置が肝心

モンステラ株分けは切る位置が肝心この記事では、モンステラの株分けや剪定について、切る位置から時期、道具、アフターケアまで詳しく解説してきました。最後に、今回の重要なポイントをリストで振り返ります。

  • モンステラを剪定する理由は美観、健康維持、繁殖の3つ
  • 株分けや剪定の最適な時期は成長期の5月〜7月
  • 冬場の大きな剪定は株が弱るため避ける
  • 作業時は清潔な剪定バサミと、樹液から手を守る手袋が必須
  • 株分けでは「節」と「気根」を付けてカットする
  • 剪定では新芽を出したい位置の節の少し上でカットする
  • 「根上がり」にしたい場合は下葉だけを剪定する
  • 作業後は直射日光を避けた明るい場所で管理する
  • 作業後の水やりは控えめに、土の乾燥を確認してから
  • 肥料は作業後1ヶ月ほど経ってから再開する
  • 新芽が出ない時は日照や温度、根詰まりを疑う
  • 切れ込みのない若い葉を切っても問題ない
  • 鉢はデザイン性と排水性を重視して選ぶ
  • 適切な道具や鉢選びも成功の重要な要素
  • 正しい知識を持てば、誰でもモンステラを健康に増やせる